耳鳴りの原因

耳の奥で音がする。
頭の中で音が鳴っている。
でも実際にはそんな音はしていないみたいだし、聞こえているのは自分だけみたい。
自分の聞こえている音が他の人には聞こえていない。
これは完全に耳鳴りです。

耳鳴りは「キーン」とか「ザー」という音、「リンリン」鈴のような感じの音、「ブーン」という低めの音で虫が鳴いているような音、鐘が鳴っているような音にも聞こえたりします。
音がするのは、朝おきたときの決まった時間だったり、いつの間にか何となくだったり、突然の耳鳴りのときもあります。どの耳鳴りの場合も場所を選びません。

生活の中の耳鳴り

また、飛行機が上昇するとき、下降するときに耳にふたをかぶせられているような感じや、同じくエレベーターの上昇や下降で感じる体全体のいやな感じと一緒に耳鳴りがすることがあると思います。
こんなふうに、耳がつまる様な感覚と一緒に音がするという経験を多くの人がしていると思います。
耳のつまるような感覚はつばを飲み込んだりすると治る時もあります。
耳の中で音が少し残っていたりしますが、この程度の場合の耳鳴りは自然に治ります。
これは、体が急な気圧の変化におどろいたための一時的なものだからなのです。

気になる耳鳴り

耳鳴りがすると不安を感じる人がほとんどでしょう。
私たちは常に音のする中で暮らしています。
意識する音と意識しない音ってありますね。
相手の言葉など意識して聴く音と記憶の中にある音、たとえば木がゆれる音、車が走る音など安心して受け入れることができますね。
記憶にない音が聞こえるのは不安になります。
それが耳の中や頭の中でする音なら、なおさらのことです。
頭の中に何か入ってしまったのかな?
何かが、外れてしまって音が鳴るのかな?
頭がおかしくなってしまったのかな?
などなど、心配な気持ちになるのは当然のことです。

体のアラーム?

言葉を使えない赤ちゃんだって泣き声の調子でお腹が空いたとき、おむつが汚れて気持ちが悪いとき、体の具合が悪いときなど不快な気持ちをお知らせしてくれます。
自分の中から音がする...なぜかしら?
それはもしかしたらあなたの体の声かもしれません。
あなたに体の不調をうったえるためにあなた自身の中で音を鳴らしているのかもしれません。
信号機で言うなら「歩行者信号の点滅」「黄色信号」「赤信号」これらのどこかの段階で体がお知らせしているのかもしれませんね。


耳鳴りの原因 ストレスを解消する整体院